フレクサゴン

Dr. SSS 2019/05/22 - 13:59:52 数学
Richard Feynman 数学パズル 幾何学 図形 Martin Gardner

via GIFER

フレキサゴン(flexagon)とは、表面を折り込み、別の面を広げることができる図形である。通常、四角形(テトラフレクサゴン)か六角形(ヘクサフレクサゴン)をしている。

1939年、プリンストン大学で学んでいた後の数学者アーサー・ストーン(Arthur H. Stone)がバインダーに入らない紙の端を切ってその切れ端を折っていたら出来上がり、友人で後の数学者ブライアント・タッカーマン(Bryant Tuckerman)、後の物理学者リチャード・ファインマン (Richard Feynman)、そして後の数学者ジョン・テューキー(John Tukey)に見せたところ、彼らも興味を持ち、フレクサゴンについて研究するフレクサゴン委員会が作られた。

彼らはフレクサゴンを理論的に研究し、ファインマンは1940年に、フレクサゴンの完全な数学理論を完成させているが、発表はされなかった。また、ファインマンは素粒子の反応過程を示すかの有名なファインマン・ダイアグラムに先駆け、フレクサゴンのダイアグラムを描いている。

フレクサゴンの詳細は、例えばマーティン・ガードナー(Martin Gardner)の以下の著書でも取り上げられている。

作り方は、例えば以下の動画で説明されている

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